公立大に観光人材育成拠点を
大阪商工会議所は9日、新型コロナ禍で打撃を受ける大阪観光復活のための振興施策などをまとめた「大阪府・大阪市へのポストコロナ時代の観光復活に関する要望」を大阪府、市に提出した。2022年を「大阪観光復興の起点」に位置付け、実効性のある振興施策の早急な実施や来年度開学の大阪公立大学に観光の中核人材の研究育成拠点を設けることなどを求めた。
ツーリズム振興委員会(委員長=福島伸一・大阪観光局会長)に設置した「2025年大阪・関西万博に向けた大阪の観光振興を考える」研究会(座長=橋爪紳也・大阪府立大学特別教授)が取りまとめた。大阪府、市の来年度予算への反映を目指し、この時期に要望として提出した。
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